映画瞼の母は東映映画で昭和37年制作されています。

主なキャスト 番場の忠太郎⇒中村錦之助 忠太郎の母親⇒小暮美千代 、金町の半次郎⇒松方秀樹
忠太郎の妹⇒大川恵子、半次郎の妹⇒中原ひとみ、木暮実千代、沢村貞子、浪花千栄子、夏川静江、三沢あけみ、星十郎、河原崎長一郎、徳大寺伸、阿部九州男、原健策、山形勲など豪華キャスト
懐かしの俳優が名演技で主演俳優を又映画自体を盛り上げます。
中村錦之助の股旅作品の3部作の1つと言えます。
原作は長谷川伸 監督 加藤泰
この映画股旅ものですがハッキリ言って母と子の人情時代劇です。
ごく普通のヤクザ映画などではありません。
私この映画評価は★★★★★
あらすじと見どころ ねたばらしになるけど参考までに
あらすじ
渡世人の番場の忠太郎は幾つかの白刃の下をくぐって来た。
そんな忠太郎は金町の半次郎と2人で旅をしていた。
ある日、半次郎が因縁ある有親分を切ろとしているが忠太郎は、その件はすでに片が付いていると引き止めたが切かっかってしまた
忠太郎は仕方なく一緒に戦い半次郎を助け出した。
私は番場の忠太郎でござんす 縁あってこの場を助太刀いたしますと仁義を切る
筋金入りの渡世人なのだ。
この場を何とか収めた忠太郎は又母親を探しに旅にでるが
金町に半次郎の事が気になり家によるが母親や妹に居ないと言われる
忠太郎はお前さんがうらやましいと言う
親父や母親の温かみを全く知らないと言いその場を去る
しかし飯岡助五郎一家の者と争う事になり何とかその場をかたずけた。
半紙に字を一緒に書いて欲しいと半次郎の母親に願う
忠太郎は涙を流す まるで母親の温かみをしたように気持ちになったと言うのだ
ある日、夜鷹の女に尋ねる 忠太郎が探している母親らしい話を聞きその家を訪ねて行く
渡世人の番場の忠太郎は幾つかの白羽の下をくぐって来た。
大店の女主人となっているそうだ。
忠太郎は嬉しくてその店を訪れる事になる
瞼を閉じれば幼いあの日の母の顔が・・
母に会いたいと願いながら生きる為に渡世人となった忠太郎はやっと巡り会えた母親には、知らぬ存ぜぬと言われる。
金をゆすりに来たように思われているかも知れないと思う忠太郎
見どころはここ
ヤクザな姿なので仕方ないと思いながらも忠太郎は大金を懐から出す
この金は、「もし母親が貧しい生活をしていたら少しでも足しにして欲しいと一生懸命貯めたお金です」と言いが
「だいち私が生んだ忠太郎は病で死んだと聞いている」と母親が言うのだ。
仕方ないかもしれない この母親には娘の結婚式が迫っていたのである。
母親は忠太郎に言う「会うと言うのにその姿は何? 何で堅気の姿でいなかったのか」といなされる。
5歳で母親に捨てられた子供がどうして生きて行けるのか 教えれくれる人もない子は悪い道に入り込むしかなかったと言う
忠太郎は仕方なしに涙ながら母親の家を出る
すれ違いざまに妹に合う けれでそのまま去っていた
妹は母親の異変を感じ取ってもしかしたらさっきの方がお兄さんでしょう?と母親に尋ねる
「お兄さんだったらどうして引き止めなかったの?」
これから一緒にお兄さんを探しましょう!と娘に言われて飛び出すが・・・・
忠太郎役の中村錦之助の母親にすがる迫真の演技は見ものです
畳の上を正座したまま母親に近ずく姿は凄い演技力です。

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